ライター編集者・友光だんご日記

編集者/ライター・友光哲(友光だんご)の日記です。

書き手として声を届けたい(ウェブマガジン「BAMP」オープンによせて)

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こんにちは、友光だんごです。昨日、ウェブマガジン「BAMP」がオープンしました。

 

僕は編集者兼ライターとして関わっていますが、ウェブメディアの立ち上げに関わるのは初めてです。

錚々たるメンバーのなか、未経験のことばかりで目を白黒させつつ、自分にできることは書くこと!と、初期コンテンツの1本をまず担当しました。


インタビューしたのは、クラウドファンディングで設立資金の調達に成功し、諏訪に「リビルディングセンタージャパン」を作った東野唯史さん。

プロジェクト成功の秘訣を聞く、という切り口ではあるのですが、そこでのノウハウはSNSの運営法や文章の書き方、人への思いの伝え方など、結果的にクラウドファンディングに留まらずさまざまに応用できるものばかりでした(Facebookの運営メソッド、取材以来実践しています)。

ぜひご一読いただけたら!

 

 

さて、最後にBAMPに関わるにあたっての決意表明のようなものを書いたので、ブログに載せておきたいと思います。

 

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編集・ライターの友光だんごと申します。名前の由来は出身地・岡山名物の「きびだんご」です。

大学卒業後は出版社で雑誌編集をしていたのですが、BAMPの編集長である柿次郎との出会いをきっかけに、気づけばフリーランスの編集・ライターとして日本各地を取材で回るようになっていました。


 

以前の僕はどちらかというとインドア派で、家で過ごすことの方が多い生活を送っていました。しかし、フリーランスになって以降、今まで行ったことのない土地に行く機会がうんと増えます。

知らない土地で初めての人と出会い、話を聞き、彼らの声を記事という形にする。ライターはそんな風に「声を聞く」仕事と言ってもいいかもしれません。

 

BAMPがテーマに掲げる「小さな声」は、誰しもが持つものです。しかし、1人の声は小さいからこそ、なかなか多くの人の耳には届きません。僕自身、「どうせ届かないから」と声をあげるのを諦めてしまいがちな人間です。
 

 

ただ、誰かの小さな声の存在に気がつくことで、声を上げる勇気は湧いてきます。例えばBAMPの運営母体であるCAMPFIREやBASEは、まさに小さな声を可視化するためのツールだと思います。クラウドファンディングやウェブショップを通じ、発信する側はもちろんですが、受け手の側も「こんな声が、こんな想いがあるんだ」と知ることができる。BAMPも同じで、さまざまな声を伝えることで、「自分にもできるかも」と思ってもらえたら、こんなに嬉しいことはありません。

 

僕がBAMPで書く記事も、ひとつの「声」です。誰か1人の声では小さいけれど、いろんな人の声が集まれば、大きく、遠くまで届くものになるでしょう。別に皆が同じことを言う必要はなくて、ワイワイガヤガヤ、うるさくていいんだと思います。BAMPがいつかそんな風に、たくさんの声が集まる場所になるよう、僕は書き手として声を届けていきたいと思っています。

 

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すでに予告が出ている取材済の記事が2本。さらに今後も全国を回って「小さな声」を集めていきたいと思います。ガシガシ書いていくぞ〜〜!