夏休み中の親方に会いに、突発的に京都へ向かった。そこからの数日間についての写真日記。
1日目 京都
夏の京都は久しぶりだった。
高校時代に、森見登美彦と西尾維新、万城目学の小説の影響で京都の大学生に憧れていた。皆で京都の街を歩きながら、不意に思い出した。
鴨川の川床と河川敷で飲んだビールは、当時の憧れをすうっと昇華させてくれる気持ちのいい味がした。
2日目 京都→滋賀→岐阜
京都へ一泊し、琵琶湖へ。
琵琶湖のほとりには動物の骨と魚の死骸。来るまでの車中で飛び交っていたメメントモリの話が呼んだよう。
車中から見た夏のおじさん。
夕立のあとの下鴨神社。
この日の夜の中華「駱駝」も素晴らしかった。おかんの薦める店は本当に間違いない。ガイドでお金をとれるレベル。
夜のうちに岐阜へ移動。
3日目 岐阜→飛騨
京都も暑かったが、岐阜もなかなかのものだった。「ディレディレカリー」でカレーを食べていても汗が吹き出す。
市内のさかだちブックスへ行きたかったが、残念ながらお盆休み。飛騨の白石さんに会えることになり、早々に飛騨へ向かうことになった。
7年ぶりの開催だという中野地区の夏祭りに飛び入り。祭り終盤のビンゴ大会で、どういうわけか3位を引き当ててしまう。しかもリーチ状態から最後の当たり番号を自分で引く流れ。
ブーイングの嵐だったらどうしよう、と思うもまったくの杞憂で、皆さんニコニコと祝福してくれる。ありがたい。
祭りのあとは白石さん宅へ移動し、さらに飲む。
白石さんたちがさっと作ってくれた料理がまた素晴らしく、お酒もすすむ。野菜がつくづく美味しい。
長旅の疲れが出たようで、親方は早々に就寝。われわれは1時ごろまで飲む。
一階の窓を全開にして、庭の池の水音を聞きながら就寝。えもいわれぬ幸せな夜だった。
4日目 飛騨→長野
翌日は朝風呂ののち、古民家で民芸の品を扱う「やわい屋」へ。
その後は飛騨古川の町を散策。「壱之町珈琲店」、「FabCafe Hida」へ。
「三嶋和ろうそく店」にも立ち寄った。
この後、長野まで車へ移動し、新幹線で東京へ戻る。降って湧いたような夏休みが終わり、また日常へ。